2019-05-15 第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
丸太価格のコスト比較をした資料がありますが、先日も申し上げました、日本と地形や森林所有規模等の条件が類似するオーストリアと比べた場合、コストは同等であったとしても、そのコストの中に占める割合、流通コストと搬出コストが高いということであります。
丸太価格のコスト比較をした資料がありますが、先日も申し上げました、日本と地形や森林所有規模等の条件が類似するオーストリアと比べた場合、コストは同等であったとしても、そのコストの中に占める割合、流通コストと搬出コストが高いということであります。
日本と地形や森林所有規模等、条件が類似するオーストリアと比べた場合でも、まず流通コスト、それと伐出コスト、これが非常に高い。したがって、丸太の価格は同程度であるにもかかわらず、結局、立木価格が非常に抑えられてしまう。先ほど立花参考人がおっしゃったとおりだろうと思います。
日本と地形や森林所有規模等の条件が類似するオーストリアとの丸太価格のコストを比較すると、日本の丸太には流通コスト、伐出コスト等がかかり過ぎていて、立木価格がオーストリアの半分にも満たないとのことです。森林所有者や林業従事者の所得向上のためにも、オーストリアのように、路網の整備や供給規模の大ロット化を進め、生産性向上を進めていかなければと思います。